「特別な訓練」をしている東大生は少ない
「東大生って、特別な勉強しているんでしょ?」
そう考えている人は多いと思います。何か特別な訓練をしているから、頭がよくなっていくんでしょ?と。
しかし実際のところ、特別な勉強をしている東大生は少ないです。みんな普通に授業を聞いて、ノートを取って、みんなと同じ参考書を使って、復習して……と、「みんなと同じこと」をしているにもかかわらず、その中から東大に合格している人が生まれています。
これは、勉強に限った話ではありません。例えばプロサッカー選手でも、初心者と同じく、対面のパスの練習やシュートの練習をしています。野球でも、プロ野球選手やメジャーリーガーも初心者も同じように、バットを振ったりノックの練習をしたりするのです。大谷翔平選手も小学校の野球部の生徒も同じ練習をしています。
練習の中身自体は、プロも初心者も、そこまで大きくは変わらない。すごい人は、すごい練習をしているわけではなく、むしろ普通の人と同じ練習をしていて、それなのにすごい結果を得ることができるのです。
いったいなぜそんなことができるのかというと、僕は「振り返り」の質が高いからだと思っています。今日はこれについて解説します。まず「振り返り」について『ドラゴン桜2』のワンシーンをご覧ください。
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