東大生は授業後に質問に行く
4月になりました。学校は新学期が始まり、社会人でも新生活が始まったという人も多いでしょう。今までとは全然違う、新しい環境に身を置いている人も多いのではないでしょうか。
この季節は、僕も自分が東大に合格したときのことを思い出します。僕は東大に入って、初めて授業を受けたとき、実はすごく大きなカルチャーショックを受けたのです。それは、東大の授業が終わった後のことです。東大生って、授業が終わった後、どんな行動をすると思いますか。
実は東大生、みんな先生のところに集まるのです。そして、「ここがわからなかったです!」「ここって、教授はどういう意見をお持ちなんですか」などと質問しているのです。
彼ら彼女らは、東大に入るほど頭のいい人たちです。偏差値の上では日本でいちばん頭のいい人たちの集まりです。そんな、わからないところなんてなさそうな人たちなのに、質問に行くんです。そして、自分が偏差値35だったころを思い返してみると、1回も質問になんて行ったことがありませんでした。
今日は、「東大生たちがなぜ頭がいいのか」を紐解くときの大きなヒントになる、こういった東大生の勉強の姿勢についてお話ししたいと思います。まずは以下の『ドラゴン桜』の漫画をご覧ください。これは、桜木先生に対して、生徒が「なんで教えてくれなかったんだ!」と食ってかかった場面です。
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