東大生も実践「頭いい人の勉強姿勢」1つの共通特徴 最近の子どもたちに目立つ「タナボタ」とは?

✎ 1〜 ✎ 56 ✎ 57 ✎ 58 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

「教えてもらってないから、ここはできない」

そう言って自分で勉強することがどんどん少なくなっているのです。「教わったらできる」というのは、「教わらなければできない」ということでもあります。教わっていないことがどんどんできなくなっていってしまっているのです。

勉強は、本来的には受け身でやるのではなく、能動的にこちらからやろうとしたほうが、効果が出やすいです。

受動的なままでは東大に合格できない

「授業を受ける」という言葉は、英語で表現すると「Take a class」になります。日本語では「受ける」という受動的な言葉ですが、英語では「take(取る)」という能動的な言葉です。

西岡壱誠氏と現役東大生による保護者&先生向けセミナー「偏差値が低い人間が、どういう声掛けで東大に合格したのか」を4月8日に開催します(詳細はこちら

日本人は勉強というと、つい「やらされるもの」というイメージを持ちますが、実は勉強は学ぶほうが主体の、能動的なものでないといけないのです。そして、東大生はこの能力があったから、自分でつかみ取って、東大に合格している人が多いです。

逆に言えば、受動的なままでは東大には合格できません。「先生に言われたから」という理由で東大に合格している人なんてほとんどいません。きっかけはもしかしたら他人かもしれないけれど、何かを自分でつかみ取ろうとしたから、東大に合格しているのです。

棚ぼたではなく、自分から前のめりになってつかみにいく。そういう姿勢がないと、頭はよくなりません。新しい生活をするときに、まずはいろんなものに積極的に関わるようになってもらえればと思います。

西岡 壱誠 現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事