最近の子どもに共通「手のひらが上を向いている」
いかがでしょうか。「タナボタ野郎」と桜木先生は生徒を揶揄していましたが、多くの学生は「棚ぼた」を待つ存在です。
入学した生徒が大きく成長することで有名な、長崎県の創成館高校の教頭先生と話したときに、こんなことを言っていたのをすごく覚えています。
「高校生って何も教えないと、手のひらが上を向いているのです。手のひらを上に向けて『教えてください』という状態なのです。基本的にほとんどの子が、自分の手のひらの上に誰かが乗せてくれるのを待っている状態なのです。だからこそ、その手のひらをひっくり返して、自分でつかみとれるような仕組みや環境を作ることが必要なのです。自分でやりたいことを選ぶことで、責任感が出てくるから」
「手のひらが上を向いている」というのは、最近の子どもたちに共通する要素だなと僕も思います。
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