日本育ちでも英語を習得、4つの「意外な共通点」 小さな事を積み重ねて日々を英語浸けにしよう
①独り言でも英語を話す
留学するにあたっては、スピーキングのテストをクリアしなくてはいけません。スピーキングが苦手だからといってスコアが0点というわけにはいかないですし、そもそも海外の大学に入学したら四六時中英語でコミュニケーションを取ることになるのですから、スピーキング力の強化は避けては通れません。
一方で、日本の中学・高校の授業ではスピーキングは後回しにされがちです。というのも、入試にスピーキングのテストが課されることはほとんどないからで、教員も生徒も、英語の学習はどうしても読解が中心になってしまいます。
ところが今回のインタビューでは、優先度が最も低く見られがちなスピーキングを英語を始めた頃から続けていたという人が意外と多いことがわかりました。どういう手段で実践していたかというと、1つ目は「英会話」です。
「小学校2年生から中1まで近所のECCジュニアに通っていた。毎週待ちきれないくらい英会話をやるのが楽しくて、そこで正しい発音やベーシックな会話力が身についたからか、中学からは英語が得意科目になった」(新潟県立中高一貫校からアメリカのディアブロバレーカレッジを経て、カリフォルニア大学バークレー校に進学した幸田さん)
「中学時代、あまり勉強という意識はなく、ただ日常生活の中でなるべく英語に関わる時間を増やしたいと思い、Hello Talkというアプリを使っていた」(群馬県立高校からアメリカのポモナカレッジに進学した今井さん)
「DMM英会話を中学校に入ってからずっと続けていた。日本人は英語のスピーキングを敬遠しやすいが、英語力を高めるには実際に話してみるのが一番取り掛かりやすい。学校の勉強と並行して、実際に使う経験を積み重ねると英語が入ってきやすくなった」(茨城県立高校からハーバード大学に進学した松野さん)
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