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コンサルできる「中小企業診断士」は日本版MBAだ 「社長、こうすべきです」と助言するのはあり?

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経営コンサルにも関わり、時には社長への助言も。”日本版MBA”とも称され、カバーする範囲は広い。

ビルに虫眼鏡をあてるイラスト
中小企業診断士は経営コンサルにも深く関わってくる(イラスト:tiquitaca / PIXTA)

特集「食える資格と検定&副業100」の他の記事を読む

会社だけに依存せず、学び直し(リスキリング)によって、資格や検定、ときに副業にも挑戦する人は多い。『週刊東洋経済』4月29日-5月6日合併特大号では「食える資格と検定&副業100」を特集。自分の市場価値を高められるコストパフォーマンスに優れた資格や検定、収入が得られる副業などを紹介している(この記事は特集内にも掲載しています)
週刊東洋経済 2023年4/29・5/6合併特大号[雑誌](食える資格と検定&副業100)
週刊東洋経済 2023年4/29-5/6合併特大号は「食える資格と検定&副業100」を特集。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。バックナンバー常備店はこちら

名称に「中小」とは付くが、実は企業の規模の大小にかかわらず、「すべてのビジネスについて診断できるベースとなる知識がある」と認められた国家資格が、中小企業診断士だ。

経営コンサルティングに関わるため、“日本版MBA(経営学修士)”とも称されており、近年では人気が高まっている。2022年度には過去最高となる1万7000人以上が1次試験を受験したほどである。

企業財務や経営企画といった、ビジネスパーソンとしての必須知識が身に付くことから、従業員の資格取得をサポートする企業も年々増えてきている。

次ページ不合格でも60%満たした科目は翌年免除
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