「就職や昇進に役立つ」資格・検定ランキング ビジネスパーソンが挑戦すべき資格はこれだ!
ビジネスパーソンが就職や昇進に役立つと考えている資格・検定とは、いったいどんなものなのか。
4月24日(月)に発売する『週刊東洋経済』(4月29日-5月6日合併特大号)では「食える資格と検定&副業100」を特集。効果的に自分の市場価値を高められ、コストパフォーマンスに優れた資格や検定、収入が得られる副業などを紹介している。
試験の運営代行を行うシー・ビー・ティ・(CBT)ソリューションズが運営するサイト「日本の資格・検定」では、毎年同サイトの利用者向けに「就職に役立つ資格・検定に関するアンケート調査」を実施。その結果を基にまとめたものが、ここで紹介する、2023年版の資格・検定ランキングだ。上位は多くの仕事の場で使える「最強の資格・検定」ばかりである。
掲載したランキングは、2022年10月に実施したアンケートの660人の回答を基に、作成されている。項目ごとに1〜5位の資格・検定を選んでもらい、上位から順に10、9、8、7、6ポイントを割り当てて、合計ポイントの多い順に並べている。
結果をみていこう。まずは多くの人が「就職に役立つ」とみている資格・検定からだ。
「日商簿記」が就職に役立つでは断トツ
1位は日商簿記検定だ。会社の取引活動やお金の動きを帳簿に記録していく、「簿記」の知識やスキルを測る検定である。財務諸表の読み方など、会社の経営数値を把握する力を身に付けることもでき、人材としての付加価値を高められる。評価は高く、ポイントで2位以下に大差をつけているだけでなく、ランキングでは3年連続で1位になっている。
2位は宅地建物取引士。不動産業界だけでなく、土地取引を行う金融や建設業界でも重宝されており、就職先の選択肢も増やせる。
3位はTOEIC Listening & Reading Test(以下TOEIC L&R)である。英語スキルが就職に有利と考えるビジネスパーソンは多く、実用英語技能検定(英検)も5位にランクインしている。
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