長期修繕計画をはじめ、マンション管理に関する、あらゆる相談に応じる。受験者層の最多は50代ミドルだ。
会社だけに依存せず、学び直し(リスキリング)によって、資格や検定、ときに副業にも挑戦する人は多い。『週刊東洋経済』4月29日-5月6日特大号では、「食える資格と検定&副業100」を特集。自分の市場価値を高められる、100種類のコストパフォーマンスに優れた資格や検定、収入が得られる副業などを紹介している(この記事は特集内に掲載しています)
老朽化で人が住めない“幽霊マンション”になるか、メンテナンスが行き届き快適なマンションでいられるか。質の高いマンションの運営を求め、管理組合のサポートをするのがマンション管理士である。2001年施行のマンション管理適正化法によって定められた国家資格だ。
分譲マンションには通常、マンションの購入者(区分所有者)で構成される「管理組合」と、マンションの維持管理を実務で行う「管理会社」が存在する。マンション管理士は長期修繕計画の作成をはじめ、マンション管理に関するあらゆる相談に応じるが、立ち位置としては管理組合の側に立つ。一方で管理会社の側に立っているのが管理業務主任者といえる。
2022年度、マンション管理士の試験を受けた受験者数は1万2209人で、合格者数は1403人だった。合格率は11.5%という難関資格の1つだ。数年かけてやっと受かる人も珍しくない。
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