「献立浮かばない日」、最初にやってほしいこと 「料理がしんどい」を楽にする3つのアプローチ
料理がつらいのは、料理が嫌い・苦手だからじゃない
料理を毎日するということは、自分の調子や機嫌と毎日向き合うということだ。昨日は難なくできたことが、今日はどうにも面倒くさい。ああ、人間にはなんで気持ちに波やムラがあるのだろう?
心に波のない穏やかな凪の日、私はじゃがいもや里芋の皮をむくことがちっとも面倒ではない。もやしのひげ根を取ることも、にんじんを細切りにしてキャロットラペを作ることも、ごぼうの繊細なささがきを作って牛肉の柳川にすることも、へいちゃらだ。
しかしひとたび荒波が起これば「食事の支度をしなくてはならない」という事実からが重い。こういうとき一般社会では「波乗り禁止」と誰かが判断してくれて「じゃあしょうがないよね」となるのだが、家事としての料理だとそうもいかない。


















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