外資へ転職・大幅年収UPは「無理」と思う人の盲点 エンジニアの「キャリア不満」の解消法とは?
仮に2年後に入社しようと思ったら、半年に1回面接を受けていけば4回も面接できるわけじゃないですか。たとえ1回目、2回目とあっさり落とされたとしても、これはかなり有意義な経験ですよね。
大学入試だって、いきなり第1志望の試験から受ける人はほとんどいないじゃないですか。たいていの人は志望校の過去問を何度も解いたり、模擬試験を受けたりしてから本番に臨みます。
転職の面接も、そういうふうに考えていいと僕は思います。面接を受けて落ちたとしても、そのときにちょっと凹むくらいで(笑)、得られるもののほうが多いはず。
中途採用だと何度も面接を受けられることがほとんどだと思いますから、行きたい企業があるのであれば、諦めずにトライしてみましょう。
「本当にそうなんだっけ?」と自分に問いかけてみる
──確かに、何度挑戦したっていいはずなのに、1回落ちて「自分にはやっぱり無理」とあきらめてしまう人も多そうですね。
そうなんです。でも、それもやっぱり自分で勝手に決めた制約ですから、取り払ってしまえばいいんです。
どうせ無理、きっとできない……そんな言葉が頭に浮かんだときは「本当にそうなんだっけ?」と自分に問いかけてみる。
そこから、「こうすればできるかも」「いつまでならできるかも」と考えるクセ付けができると、現状の問題も解決できるし、きっとこれからも満足のいくキャリアを歩めるようになると思いますよ。
外資テック企業で働くソフトウェアエンジニア。エンジニアがテック企業トップに行くためのキャリア論をTwitterなどで発信中
取材・文/栗原千明(編集部)
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