小学校で優秀な子が中学であっけなくつまずく訳 勉強のやり方、親子関係…原因は多岐にわたる

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『マンガでわかる 中学生の成績アップ勉強法』© 道山ケイ(著)temoko(イラスト)/主婦の友社
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小学生までは、とくに勉強もしなくてもテストで高得点が取れていたのに、中学生になったらサッパリ……。子どもが中学生になると、こういった話をよく耳にします。なぜ、このような事態に陥ってしまうのでしょうか。『マンガでわかる 中学生の成績アップ勉強法』の著者、道山ケイ氏が大きく分けて5つの原因を解説します。

中学生になってガクッと成績が落ちる理由

小学校で成績優秀だった子が、中学校に入ってから成績が落ちてしまうことは珍しくありません。その原因は、小中の学習内容の違い、勉強のやり方、親子関係など多岐にわたっています。

何が原因で成績が落ちてしまうのか、きちんと知っておくことで子どもの成績ダウンを防ぐだけでなく、成績アップを狙うことも可能です。なかには、小学生のうちから対策ができるものもあります。お子さんにあてはまるものをチェックして、解決法や予防法の参考にしてみてください。

■原因1 中学校向けのテスト対策をしていない

小学校の学習内容は覚える量が少なく、難易度はそれほど高くありません。しかも、単元ごとにテストを行います。子どもたちは授業内容を忘れないうちにテストを受けられるので、あまり勉強しなくても高得点を取ることができます。

しかし中学校は、1回の授業で学ぶことが多く、難易度も高くなります。さらに、多くの中学校は学期ごとに1~2回しかテストを行いません。授業で習ったことを1~2カ月後まで覚えていられる子はごくわずか。

ほとんどの中学生は、テストに向けて何度も繰り返し勉強しないと高得点は狙えません。小学校の頃と同じように、勉強せずにテストを受けると、散々な結果になることが多々あります。

『マンガでわかる 中学生の成績アップ勉強法』© 道山ケイ(著)temoko(イラスト)/主婦の友社
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