小学校で優秀な子が中学であっけなくつまずく訳 勉強のやり方、親子関係…原因は多岐にわたる
中学生になってガクッと成績が落ちる理由
小学校で成績優秀だった子が、中学校に入ってから成績が落ちてしまうことは珍しくありません。その原因は、小中の学習内容の違い、勉強のやり方、親子関係など多岐にわたっています。
何が原因で成績が落ちてしまうのか、きちんと知っておくことで子どもの成績ダウンを防ぐだけでなく、成績アップを狙うことも可能です。なかには、小学生のうちから対策ができるものもあります。お子さんにあてはまるものをチェックして、解決法や予防法の参考にしてみてください。
小学校の学習内容は覚える量が少なく、難易度はそれほど高くありません。しかも、単元ごとにテストを行います。子どもたちは授業内容を忘れないうちにテストを受けられるので、あまり勉強しなくても高得点を取ることができます。
しかし中学校は、1回の授業で学ぶことが多く、難易度も高くなります。さらに、多くの中学校は学期ごとに1~2回しかテストを行いません。授業で習ったことを1~2カ月後まで覚えていられる子はごくわずか。
ほとんどの中学生は、テストに向けて何度も繰り返し勉強しないと高得点は狙えません。小学校の頃と同じように、勉強せずにテストを受けると、散々な結果になることが多々あります。
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