あっけなく損する「投資初心者」4つの失敗類型 「株で失敗する人」は往々にしてこの罠に陥る

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私が運営しているYouTubeも、サムネイル(再生前に表示される画像)に「暴落」や「買え」といったワードが並ぶと、大きく反応を取りやすいのが実際のところ。

付け加えると、得てして人の感情というのはポジティブよりもネガティブに引っ張られやすいということもあります。「これから株の冬の時代が来る」なんて言われると、それが的を得ていない私見であっても、怖くなって売らなくてよい株まで売ってしまうかもしれません。 

最高値で買ってしまうケースが多発 

SNSで話題になるような銘柄は、一日に十数パーセントも値上がりするような急上昇銘柄が多いです。それがさらに人の感情を煽り、キャッチーな表現と相まって「買いたい欲⇒高値づかみ(株価が高いタイミングで買ってしまい、その後値下がりしてしまうこと)」を誘発するのです。「みんなが儲けているのに私も乗り遅れたくない!」みたいな心理ですね。この状態はとても危険です。 

まして急上昇銘柄というのは、時価総額が1000億円に満たないような小型株も多いです。するとSNSの情報だけで株価が上下に激しく動いてしまいます。結果、一部の逃げ足が速い投資家を除いて、ほとんどの人が大損を被ってしまうのです。 

なので私は日中、SNSの情報を見ないことを推奨しています。ニュースなど情報収集には便利ですが、のめり込みすぎると感情を煽られ判断を誤ります。また、株に限りませんがSNSを長く見ることによって思考力が低下したり精神疾患が悪化するというデータが、世界各地の研究機関からも報告されています。 

あなたももしかしたら、きらびやかな生活を見せつけるインフルエンサーの投稿を見て嫉妬のような感情を抱いたことがあるかもしれません。以上のことからも、SNSの話題銘柄には飛びつかないのはもちろん、自身の人生を有意義に過ごすためにも、SNSの情報からは一定距離を置いていきましょう。   

【失敗2】売買の根拠が「ストーリー」「夢」 

これも本当に多くて困っています。「ストーリー」や「夢」を推奨する株式投資本もたくさんありますし。 

投資では将来伸びる業界や会社にお金を投じることで、ハイリターンを得ることができます。その会社が置かれた業界や環境のポテンシャルを、私も投資判断の際に重視しています。 

流れのある所に乗るということですね。ところがその思惑が行き過ぎてしまい、夢物語のようなストーリーを根拠に投資するのは危険です。 

次ページ先進的なテクノロジーへの投資は魅力的かもしれないが…
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