インデックス投資への「妄信」がなんとも危険な訳 20年どんな時も投資継続…本当にできますか?

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長期投資の道のりと、「インデックス投資を妄信することの危険性」について紹介します(写真:タカス/PIXTA)
コロナ後の株高やNISA恒久化などの影響もあり、以前よりも投資をする人が増えている印象の日本。
しかし、初心者の中には「これさえしていれば大丈夫」と、思考停止のような状態に陥っている人もいます。はたして、それで大丈夫なのでしょうか。
本稿では、児玉一希さんの書籍『株式投資2年生の教科書』から一部抜粋・再構成してお届け。「インデックス投資を妄信することの危険性」についてつづったパートをご紹介します。

20年で2倍に満たないことも十分ありうる

投資初心者に人気の「つみたてNISA」「iDeCO」や企業型DCといった確定拠出年金。経済や投資に詳しくない方のために金融庁が定めた水準をクリアした投資商品を扱う制度で、月々数千円からの積立投資で将来の老後資金を作っていこうというものです。

つみたてNISAとiDeCOが取り扱う投資商品の中でも、とくに人気となっているのがインデックス投資。中でも、アメリカの株式指数である「S&P500」に連動した投資商品を選ぶ人が非常に多くなっています。ネットや本など、多くのところで頻繁にお勧めとされているからでしょうか。

ちなみに指数とは、株式市場全体の値動きをあらわす指標(1株当たりに換算した数値を示すことが多い)のこと。S&P500は、アメリカを代表する企業によって構成されています。つまりは、S&P500に連動した投資商品とは、アメリカを代表する企業の株を集めたものです。投資先が分散されているため、仮に1つの銘柄で大暴落があったとしても全体の資金へのダメージを小さくできるのが特徴です。

さらに、世界中から買われるアメリカ株のため、長期で見れば上昇していく可能性は非常に高いです。そのため、年代問わず多くの方が購入しています。

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