暴落時に対処するために知るべき指標と、その使い方
前回記事では、暴落が発生した際の下落率や下落期間、PBRの下限値を学びました。今回は投資の精度を更に向上させるため、投資家の心理状態についての参考指標を紹介していきます。
世界最高の投資家と呼ばれるウォーレン・バフェットは次のように言っています。
皆が貪欲となっている時、それは株価上昇局面で、買い手が多くいることから、株価が適正な水準を超えて割高となっていることも少なくありません。逆に皆が恐れている時とは、株価暴落時のことで、買い手がいなくなることから、株価が適正な水準を大きく下回っているケースがほとんどです。
株は安く買って高く売りなさい、とはよく言われますが、これを実践するためには、バフェットが言うように「皆が恐れている時」に買っていく必要があります。
では、この「皆が恐れている時」とはどのような時なのかと、疑問に感じる読者もいるでしょう。その答えとなり得るのが今回紹介させていただく指標です。それではひとつずつ見ていきましょう。


















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