有料会員登録 東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

堀井美香氏、退職の相談には「いたほうがいいよ」 50歳と45歳で会社を辞めた2人が語る"独立後"

10分で読める
  • 堀井 美香 アナウンサー
  • 羽生 祥子 ジャーナリスト、女性活躍推進家、メディアプロデューサー
2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

羽生:私も、行政や大学などこれまで接点のなかった業界との仕事が増えて、世界が一気に広がりましたね。退社していなかったら、人生の“南半球”を知らないままだった(笑)。

堀井:“南半球”はたしかに存在していますよね(笑)。

羽生:でも会社員だった頃は、退社してフリーになった人が「すごく楽しいよ。時間も自由になるし、本当に辞めて正解だったよ!」って、みんな判で押したように言うもんだから、性格の悪い私はひねくれた見方をしていたんですよ。「そりゃ、辞めた後で『後悔してます』とは言えないよね」って。

でも、いざ自分が辞めてみたら……楽しいの(笑)! 「あぁ、あの人は心からそう言ってたんだ」って。

だからといって会社員みんなに「こっちにおいでよ」とは言わないです。多様性の面でもいろんな価値観があるほうが健全なので。もちろん1つの会社の中で頑張ることも大事だし、フリーランスの働き方に合う、合わないもあるだろうなと。

退職相談には「会社にいたほうがいいよ」って言う

──逆に、かつての同僚や後輩から「会社、辞めたいんだけど……」と相談を受けることはありますか?

堀井:ありますね。会社員だった頃も後輩アナウンサーの相談によく乗っていました。でも、私は「絶対、会社にいたほうがいいよ」って。

『一旦、退社。~50歳からの独立日記』(大和書房)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

羽生:え、そうなんですか!?

堀井:で、その後輩は「そうですよね~。会社にいたほうがいいですよね」と言って、1カ月後に辞める(笑)。

羽生:相談を受けたこっちはポカンとしちゃいますね(笑)。「はぁ?」って。

堀井:でも、本当に辞めたい人ってもうハラは決まっているんですよ。「この仕事をしたい」「こういう働き方をしたい」という心の拠り所やポリシーを持っているんです。ただ話を聞いてほしいだけなんですよね。

私たちもそうですけれど、ハラをくくっているからこの先何があろうと我慢できるし、最後はどうにでもなる、と思えるんでしょうね。

(構成:堀尾 大悟)

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数