「Dさん、僕のこと、あんまりなめないでくださいね」「泣き寝入りは絶対にしませんので!」「僕はしつこいんですよ。絶対にあきらめませんから、覚悟しておいてください」
本気でぶつかることも、ときには必要
Cさんから立て続けに発せられたそれらの言葉を聞いて、Dさんは絶句をしたそうです。そして、しばらくしてから、「俺はおまえのせいにしたつもりはなかったんだ……」と言い訳がましく、弁解をしたといいます。
しかし、Cさんは、「Dさんの言葉には誠意が感じられないんです」と一蹴しました。
その後、Dさんは観念したのか、すべてを認め部長に報告をしたようです。Dさんは地方に左遷され、Cさんはおとがめなし。Cさんの潔白が証明されたのです。
Cさんの覚悟を決めた反撃の言葉を聞いて、Dさんは真っ青になっていたそうです。Cさんが本気で投げかけた言葉だったからに違いありません。
ほかに、上司にとって言われたらゾッとする言葉としては、「部長、担当役員に直訴します!」「あったこと全部、人事に言いますから」「社長に直談判をします」などのバリエーションがあります。
会社員にとって、上司や人事部を巻き込んで争う覚悟があると言われることは、絶体絶命のピンチです。
だからこそ、効果は絶大ですが、これらはかなりきつい表現になります。上司との関係を見極めながら、最終手段として、上手に使っていただきたいと思います。
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