JAL「セール」で"18時間"サイトダウン混乱の顛末 ネット限定のはずが「店舗」で購入できた人も
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タイムセール開始からわずか14時間余りで中止を発表した(写真:Yoshi/PIXTA)
JALは、2023年3月9日午前0時から開始した国内線全路線6600円のタイムセール中止を同日14時30分に以下の通り発表した。開始直後から同社のHPにつながりにくい状況が続いていた。
2023年3月9日0時より当社 Web サイトにて「JAL スマイルキャンペーン」国内線航空券タイムセールの売り出しを開始しましたが、売り出し直後より Web サイトへほぼ接続出来ない状態となり、現在も継続しています。現時点においても復旧の見込みが立たず、タイムセールのご予約以外のお客さまにも影響が及んでいることを踏まえ、誠に申し訳ございませんが国内線航空券タイムセールについては、本日売り出しを開始した 4,5 月搭乗分に加え、3月12日発売予定の6月搭乗分についても販売を中止させていただくことといたします。
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(画像:JALのホームページ)
JALのこれだけのセールは珍しかった
このセールについては多くの人が予約・購入画面まで到達できず、購入画面まで到達した人も決済ができないなどのトラブルが続出していた。
今回のJALのセールはANAが2023年2月28日に発売開始した「ANA SUPER VALUE セール」に対抗したものだ。ANAが平日7000円、休日1万円という価格設定だったのに対して、JALは一律6600円(一部例外あり)だった。羽田~石垣島などの長距離路線もこの金額でカバーすると発表されていた。
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