話し始めた途端「イライラされる人」共通の話し方 無意識のうちに相手の時間を奪っていませんか

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でも、安心してください。確かに相手が決めることですが、相手の時間を念頭に置くことはできます。つまり、「あなたの時間を大切に扱っていますよ」と相手に示すことです。

例えば、
「5分ほどお時間をいただいてもよろしいでしょうか?」
「17時終了を予定しておりますが、お時間は大丈夫でしょうか?」
と、相手の時間の都合を確認すること。
「この後もスケジュールがつまっていますよね。3分くらいで手短にお伝えしますね」
と、相手の時間を気づかうこと。このようなことはできている人が多いかもしれません。

「相手の時間を大切にしない人」は嫌われる

では、こんなケースはどうでしょう。ミーティングで、「残り15分となりましたが、今日はこれだけは決めておきましょう」と、途中、時間を確認する人はどのくらいいるでしょうか? あまりいないかもしれません。ミーティングの時間が延びれば、相手の予定を崩すことになります。これは相手の時間を念頭に置いていない行為です。

念頭に置いていれば、何かを発表する際も、「今日は10分、お時間をいただきました。貴重なお時間をいただきましたので、早速本題から入ります」と、冒頭で相手の時間を大切にしていることを示すこともできます。

これが相手の時間を踏まえるということです。予定変更をしょっちゅうする人、遅刻する人、納期を守らない人は、本当に嫌われます。相手の時間を念頭に置いていないからです。相手からすれば、ぞんざいに扱われたと感じ、その人の信頼は失墜します。

「Time is Life」。時間は命だとすれば、この世でもっとも喜ばれるのは相手の時間を大切にする人です。それは思うだけでは相手に伝わりません。大事なことは示すこと。具体策は、
「〇分ほどお時間をいただいてもよろしいでしょうか?」
「この後のご予定はいかがでしょうか?」
「残り〇分となりましたので……」
と、相手の時間を口にすることです。

この前提を踏まえた上で、ここから「簡潔に伝える」技術をお伝えします。

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