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世界初「感情可視化ツール」開発の意外なきっかけ 「人の気持ちが分からな過ぎた」技術者の想い

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ちなみに、私自身は自分の感情をよく理解しています。「自分が何をしたいか」という主張が常にあるから、あいまいな気持ちがあまりありません。

工学部の学生だった頃も学科に女性は私一人でしたけど、全く気になりませんでした。「工学の勉強がしたいから私はここにいる」という気持ちが明確だったからです。

人と違うからイノベーティブな研究・開発ができる

でも、多くの人はどうやらそうではないらしい。むしろ、心で思っていることと頭で考えていることがばらばらな人の方が多いように思います。

だから私には、人の感情が分からなかったんです。本音で思っていることを言わない、やりたいことをやらない、その意味が全く分からない。

日本人には特有の歩調の合わせ方のようなものがあると思うのですが、私はそういった気質とは少し異なる、特殊なタイプ。

ただ、無理にそういう自分を変えようとしなくてよかったな、と思います。なぜなら、研究者もエンジニアも、新しいものを生み出すのが仕事。

みんなが一緒だったら多様なアイデアは生まれないし、イノベーティブなものづくりもできない。私が感性アナライザを開発できたのは、「人と違う」ことをやめなかったからです。

だから、もしも職場で自分と違う属性や価値観の人に囲まれて肩身の狭い思いをしているエンジニアの方がいるなら、「それはそれでいい」と伝えたいですね。

(画像:エンジニアtype編集部)
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