大波乱!インボイスで「まさかの大損」避ける方法 副業もフリーランスも、「超簡単2ステップ」でOK

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そんなインボイス制度ですが、「副業をしている人にも関係があるのか?」と聞かれたら、迷わずYESと答えます

いままでどおりの対応をしているだけでは、収入が減ってしまい、結果的に損をしてしまう可能性があります。「めんどくさそうだな」「難しそうだな」と対応をおろそかにしてしまうと、痛い目を見てしまうかもしれません。

また、まだ副業をはじめていない人は、最初からインボイス制度を頭に入れておくことで、後々対応する手間を減らすことができます

今回は、副業をしている人がインボイス制度で損をしないための「2つのステップ」を解説していきますが、そもそも「インボイス」とは何か、ご存知でしょうか?

「インボイス」という言葉の意味は「2つのステップ」の基礎知識になりますので、簡単にご説明します。

じつは簡単なインボイスの作り方

インボイスという言葉自体は「請求書」とか「送り状」という意味です。ただし、最近インボイスといったら、消費税法上の「適格請求書」を指すことが多いです。耳慣れない単語だと思いますが、ひとことで言うと、取引で支払った、または受け取った消費税の額を証明する書類のことです。以下では、この適格請求書を「インボイス」と呼びます。

インボイスだからといって、特別な書類を作る必要があるわけではなく、実際には通常発行している請求書や領収書の手直しで対応可能です。通常の請求書に加え、以下の3つのポイントが満たされていれば、インボイスとして取り扱うことができます

①適格請求書発行事業者の氏名または名称及び登録番号

②税率ごとに区分して合計した対価の額及び適用税率

③税率ごとに区分した消費税額等

それではさっそく、損をしないための最初のステップの解説に入りましょう。

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