「すぐ行動できる人」「できない人」の意外な差 やれない原因「脳の準備不足」はクリアできる

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

たとえば、座ったままでいないで立ち上がります。そして、立ったり座ったりを繰り返す。あるいは、座ったまま肩をぐるぐる回す、などなど。

みなさんも疲れた時などに何気なくやっていることかもしれませんが、こんなカンタンな動作でも、「動き出すスイッチ」を入れる立派なエクササイズになります。

立ち上がったら、室内を少し歩いて戻ってくるというのもオススメです。その場をいったん離れて戻ってくるだけで、「動き出すスイッチ」が入りやすくなるのです。ぜひ試してみてください。

脳番地エクササイズ2:場所を移動する

カラダを動かしても「動き出すスイッチ」が入りにくい時は、場所を変えます。思い切って外に出てしまうといいでしょう。とりあえず、心地よく過ごせるカフェなどに行ってしまうのです。

私は、お気に入りのカフェをいくつか持っていて、よくお店を転々と移動しながら仕事をしています。

おいしいコーヒーが飲めて、完全禁煙で、あまり賑(にぎ)やかすぎず、仕事に適したイスやテーブルがあるカフェです。お気に入りの場所なので、そこに行くことをいつも楽しみに思っています。

そして実際に行くと、気持ちが上がり、「この場所ですべきことをしよう」とスイッチが入り、集中して仕事ができます。

お気に入りの場所に行くということは、単に気分が変わる以上の効果があるのです。

昼休みなど時間がある時は、外に出て散歩をするのも効果的です。

外に出る回数が少ない人は、日に当たる時間が短く、血中のビタミンDが不足しがちになります。ビタミンDの不足は筋力の低下を招くだけでなく、骨粗しょう症、うつ病のリスクを高めることが指摘されています。

ビタミンD不足を防ぐためのカンタンな方法は、外に出ること。皮膚に日光を当てると、体内でビタミンDの合成が行われるからです。

そしてビタミンDが「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌量を増やしてくれます。

次ページ指先を動かすこともエクササイズに
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事