CoCo壱番屋の「メニュー表」に見る客単価向上の妙 トッピングを嫌味なく、しかし粘り強く提案

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1つ目は、「ビーフソースになすとパリパリチキンをトッピングで」という、「ソースベース」にトッピングを組み立てていくスタイル。

もう1つは、「チーズカレーにクリームコロッケをトッピングで」という、「トッピングベース」ありきのスタイルだ。(この場合、ソースはポークとなる)

どちらのスタイルのお客様にもスムーズにオーダーしてもらい、かつ、客単価を高める戦略も盛り込む。そのための工夫として、このような小さな版のガイドが必要になるのだろう。

ここでも違う大きさのページが登場。とは言え商品はドーンと掲載されており、メリハリが楽しい(筆者撮影)

さらにページをめくると、期間限定メニューがまた違う大きさの版で登場する。

なお、期間限定メニューは店舗によって提供されない場合もある。その場合、このページそのものがメニュー表に組み込まれない。

CoCo壱番屋は「ウォーターフロー式」メニュー表

選択肢の多いCoCo壱番屋ならではの、わかりやすい図解だ(筆者撮影)

裏表紙には、CoCo壱番屋の注文方法が記載されている。ベースのカレーを選び、ライスの量を選び、辛さと甘さを選び、最後にトッピングを選ぶという、上述の「ソースベース」のスタイルになる。

このページでは、上から下へと視線を移動するように見ていくことで、CoCo壱番屋の注文方法がわかるような作りとなっている。前回の記事で、筆者は飲食店のメニュー表は3形態に分類できると書いたが、このページを含め、CoCo壱番屋では基本的に「ウォーターフロー式」が用いられている。

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