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CoCo壱番屋の「メニュー表」に見る客単価向上の妙 トッピングを嫌味なく、しかし粘り強く提案

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  • BUBBLE-B 飲食チェーン店トラベラー・音楽家
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1ページ目には、「カレーをもっと自由に」というコピーと共にさまざまな種類のカレーが並べられている。ここでは、どのカレーも2品以上のトッピングが組み合わされていることに着目したい。

1ページ目から観音開きになり、さまざまな種類のカレーが並ぶ様子にテンションが上がるメニュー表だ(筆者撮影)

カレーのバリエーションといえば、「カツカレー」や「ハンバーグカレー」といった「1つのカレーに、1つのトッピング」という形態が普通だった。

しかし多くのトッピングを持つCoCo壱番屋としては、2種類以上を同時にトッピングしてもらって、客単価を上げたい。その戦略は、巧みな工夫をもって表現されている。

「カレーをもっと自由に」の意味するところ

「カレーをもっと自由に」と言いつつ、オススメのトッピングも提案してくれる配慮がそこにある(筆者撮影)

上の写真を見てみてほしい。1ページ目には複数の具材がトッピングされたメニューが並んでいるが、各々の名前はあくまでも「ロースカツカレー」や「やさいカレー」のように、なじみのある単一トッピング名で表記されている。ここまでなら、ごく普通のメニュー表だ。

しかし、メニュー名の下に異なる色の文字で「プラス やさい」「プラス スクランブルエッグ」といった追記がなされ、価格は「プラス」のトッピングを含んだものが掲載されている。ここに、したたかな戦略性が見える。

「カツカレーでも食べようかな」とCoCo壱番屋に来店し、メニュー表を広げたお客様は、このページを見たときから誘惑との戦いが始まるのだ。

「おや? プラス やさい、と書いてあるな。カツカレー単品だったら物足りないかもしれないし、野菜不足だもんなぁ。ここはバランスよく野菜もトッピングしちゃおうかな。さらにチーズなんかも乗せたりして……」

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