CoCo壱番屋の「メニュー表」に見る客単価向上の妙 トッピングを嫌味なく、しかし粘り強く提案

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孤独のグルメの独り言のようだが、誘惑と戦っているときは実に楽しいものだ。当初はシンプルに「カツカレー」をイメージしていたお客様も、トッピングの組み合わせの誘惑には勝てず、いつの間にか複数トッピングのオーダーしていたりする。

そこに、「カレーをもっと自由に」という大号令。自由に具材を組み合わせることでより美味しくなるんだよ!という空気が、メッセージ、デザイン、商品構成が三位一体となって見事に表現されているのがCoCo壱番屋のメニュー表ではないだろうか。

もっとも、「普通のカツカレーが食べたいんだけど……」というお客様も逃さない。次のページをめくれば、「○○カレー」のようなシンプルなラインナップも掲載されていることもここで添えておく。

メニュー表界きっての特殊な印刷で粘り強くアピール

「ちょいともう一品トッピング!」、略して「ちょいトピ!」で、嫌味なくトッピングを促している。カレーページとは背景の色合いを微妙に変えているのも小技がきいている(筆者撮影)

また、CoCo壱番屋のメニュー表は、印刷物としての特殊性が高いことも特徴だ。

例えば、メニュー表の1ページ目は観音開きとなっており、左側のページはやや小さな版となっている(各メニューの写真が小さい)。ここには「ちょいともう一品トッピング!」と書かれた少量トッピングのコーナーと、各種サラダのラインナップが掲載されている。

次ページあえて小さなページで、トッピングや追加注文を誘う
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