「配色センスが残念な人」にありがちな思い込み5つ 目立たせたい=「赤」がいいとも限らない

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(出所:『配色アイデア手帖』)
⑥のようなグレイッシュなピンクは、ファッション分野で「くすみピンク」と呼ばれ、年代を問わないスタンダードカラーのひとつとなりつつある(出所:『配色アイデア手帖』)

思い込み・その5

「エコロジー」はグリーン系、「幸福感」はイエロー系?

最後に、「色の心理効果」を特定の色相と結びつけて表す方法はわかりやすいが、落とし穴も多いので、使う前に広い視野での考察をおすすめしたい。

たとえば「透明感のある明るいイエローグリーン」は自然の緑を思わせるが、これが少しの手加減で鮮やかになりすぎてしまった場合、たちどころに人工的なイメージへと変化する。

(出所:『配色アイデア手帖』)
透明感のある明るいグリーン系は、エコロジーなテーマに合う(出所:『配色アイデア手帖』)
次ページ文化圏の違いによって大きく異なる色のイメージ
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