「配色センスが残念な人」にありがちな思い込み5つ 目立たせたい=「赤」がいいとも限らない
これらのことから、グラフの項目などに数多くの色分けを必要とする時には、色相を増やして対応するのではなく、「明暗の違いによって色数を増やす」という方法も積極的に活用したい。
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(出所:『配色アイデア手帖』)
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「青」の色相を中心に、明度差でカラーバリエーション展開した配色(出所:『配色アイデア手帖』)
思い込み・その3
高齢者向けの資料は、落ち着いた色でまとめる
2で述べたとおり、配色はそこに使われている色同士の明度差が大きいほど、スッキリと明瞭に認知しやすくなる。「高齢者に向けた情報発信の配色」は、できるだけ明暗のメリハリをつけて、伝えたい情報を確実に受け取ってもらえるような配慮が必要だ。
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(出所:『配色アイデア手帖』)
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明るく柔らかな色を中心とした配色は、色同士の明度差が少ないため、まとまりやすく上品だが、その反面、文字情報には適していない(出所:『配色アイデア手帖』)
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