――7月23日未明に未和さんが音信不通になり、25日に婚約者によって発見されるまで2日間の空白があります。その間、キャップ以下の同僚たちは異変に気がつかなかったのでしょうか。
守さん:NHKがこの「空白の2日間」の職場の対応をどう検証したのかを知りたい。職場の同僚たちが未和の異変に気づくチャンスは、少なくとも3回はありました。
1回目が7月24日の面談です。未和は7月23日の夜、職場の送別会に参加しており、その後、婚約者と連絡を取り合ったのを最後に音信不通になりました。
翌7月24日は都庁の局長、次長に異動のあいさつに行くことになっており、そのことを前日に先輩の男性記者にメールで伝えています。(編注:佐戸未和さんは当時、横浜放送局に異動し神奈川県庁を担当することが決まっていた)。
ところが、局長や次長へのあいさつの場に未和は現れていない。そのことを不審には思わなかったのか。私が未和の先輩記者に電話で確認したところ「よく覚えていない」と返され、さらに「今後は直接ではなく、NHKを通してくれ」と言ってきました。
2回目のチャンスは、その日の夜に開催された首都圏センター選挙班の参院選取材の打ち上げです。そこにも未和は出席していない。
恵美子さん:未和はこういう会合に積極的に参加していましたし、飲み会なども企画して人に参加を呼びかけるような子でした。その場に未和が来ていないことに誰も疑問を持たなかったのでしょうか。
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