「夜」自分の時間がなかなか作れない人の原因3つ 自分の時間は「朝→夜→昼」の順に作りやすい

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一方で、夜は朝に比べると、時間をつくるのに少し工夫がいります。家族や仕事の都合などさまざまな要因が絡まり合うため、自分だけの頑張りでは解決できないことも多いです。

でも、あきらめることはありません。昼と比べれば、夜は関わる人も家族が中心です。また、することも、多くは比較的決まっている家でのルーティンでしょう。そのルーティンを見直し、必要なもの、不要なものに仕分けしたり、やめることを決めたり、他の時間に回したりすることができます。

また、朝活をしたくて早起きするために早く寝たいという人にも、ここでの見直しは役立つでしょう。

夜のME TIMEがつくれない理由は、大きく次の3つです。3つのうちのどれがあなたにとって大きな問題になっているかに目を向け、解決していきましょう。

①仕事や家事が終わらなくて時間がつくれない
②家族の都合(家族が夜型、塾の送迎など)で時間がつくれない
③ついダラダラしてしまって時間がつくれない

次の項目から、夜のME TIME実現のために、夜のSEEメソッド(※)を使っていきます。

まずは、Show「見える化」です。夜のME TIMEの理想と現実にはどのくらい差があるのかを、書き出してみるところから始めましょう。

(※)「SEEメソッド」は、時間の片づけです。次の順番で、時間についてあらためて見直すことで、誰でもME TIMEがつくれるようになります。
ステップ1:Show 時間を「見える化する」
ステップ2:Edit 時間を編集する
ステップ3:Enjoy 時間を楽しむ

「現状と理想のナイトルーティン」を書く

夜に行うことをざっくり記録すると、早寝ができるようになります。私が長年プロデュースしている『朝活手帳』では、寝る前に、何時に起きて何をするかなどをざっくりと決めておく欄があります。

「書く」という作業は侮(あなど)れません。頭だけでぼんやりと「何時に起きよう」「朝早起きできたらこれをしよう」と思っても、ついつい朝の眠気に負けてしまいます。でも、手帳に書いておくと「せっかく書いた計画を実行したい」「手帳を『できなかった』で汚したくない」という気持ちが良い方向に働き、実際に早起きできるようになるのです。

これは早起きを習慣化するために考えた方法ですが、夜のME TIMEをつくるうえでも役立ちます。

日中は「何時までにこれをする」といったように、時間に追われた日々を過ごしている反動で、夜はどうしても、時間に厳密になるのを避けたくなりますよね。ついダラダラしてしまうことも多いと思います。

「夜くらいはゆっくりさせて!」と、最初は少し抵抗があるかもしれませんが、一度、夜の計画もざっくり書き出してみましょう。

「なんかできてないな」と思っていても、書き出してみると、けっこう理想通りの時間を過ごせているかもしれませんし、理想と真逆であれば、どうして理想と真逆な行動をしているんだろう、と違いを意識できるようになります。違いがわかれば、これからどうするかも見えてきます。

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