「夜」自分の時間がなかなか作れない人の原因3つ 自分の時間は「朝→夜→昼」の順に作りやすい

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限られた24時間の枠を上手に使う方法とは(写真:mits/PIXTA)
時間がなくて何もできない、どうしたら時間をつくれるようになるのか……。そう考えると、作業効率を上げようと頑張ってみたり、時間術の本を読んでみたり、睡眠時間を削ってみたりする人が大半でしょう。
しかし、「1日24時間じゃ足りない!」と嘆いても、24時間以上に増やすことは誰にもできません。私たちに必要なのは24時間を48時間にする努力ではなく、限られた24時間の枠の中で大切なことを大切にできるよう、必要がないものをやめ、大事な自分の時間をどう使うかをしっかり考え、自分の価値観をもって厳選することです。
本当は必要のないことからスッキリ離れ、自分のためだけの時間「ME TIME(私時間)」を手に入れ、好きなことを思いっきりできるようになるメソッドを紹介した『ME TIME 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方』を一部抜粋し再構成のうえ、本稿では「夜」の時間の使い方について解説します。

午後になるにしたがって、関わる人が増えていく

朝・夜・昼の順でME TIMEはつくりやすいです。これから夜の時間を取り上げます。ただその前に、睡眠時間とも密接に関連するため、ここで少し早起きについて触れさせてください。

「早寝早起き」という言葉が一般的になっているため、早起きして時間をつくるためには早寝を先にしないと、と思われがちですが、実は「早起き早寝」のほうが簡単です。

長年夜ふかしをしていた人が、「22時に寝よう」と思ってベッドに早めに入っても、目が冴えてまったく眠れません。荒療治ですが、初日はいつも寝る時間の25時まで起きていて、無理にでも早起きをすれば、次の日の夜はゼッタイに早寝できます。でも、眠いですよね。

私は早寝早起きをしたい人には「早起き国に留学しよう」とお伝えしています。

早寝早起き習慣は生活習慣の朝シフトなので、いわば時差ボケ。その眠さを、「留学中の時差ボケだ」と考えて楽しむと、気が楽になります。

このように、少し気合を入れて早起きをすると、朝は比較的簡単に時間をつくることができます。

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