「夜」自分の時間がなかなか作れない人の原因3つ 自分の時間は「朝→夜→昼」の順に作りやすい

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では、さっそく取り掛かりましょう。ノートに手書きで書いてもいいですし、夜の時間に多くスペースが割かれている手帳に書いてみるのもいいですね。

ポイントは4つです。

①理想の時間割をつくろう(平日・休日)
②現状の時間割をつくろう(平日・休日)
③課題と対策を考えよう
④定期的に振り返ろう

まず、理想の時間割の平日版・休日版を、その後、現状の時間割の平日版・休日版を書いていきます。

理想の時間割と現状の時間割を横に並べて書いていくと、ギャップにびっくりしたり、意外と理想通りだったり、いろいろ気づきがあると思います。その気づきや課題、対策を、右側のスペースに自由に書いていきます。大小何でも思いついたことを書いていきましょう。

このように、現状をまず把握し、そこで自分で気づいた点を意識するだけでも、かなり時間の使い方が変わってきます。

一度つくった後つくりっぱなしだと、課題だと思っている点をうっかり忘れてしまったりするので、3カ月後にもう一度振り返ってみることをオススメします。現状と対策を考えたうえで、工夫した結果、具体的にどう変わったのかを見ていくことで時間の使い方が変わってきます。

夜ぐらいゆっくりさせて、と思ってしまった方へ

「仕事や家事で疲れているんだから、夜ぐらいのんびりダラダラさせてよ」

「家族が寝た後、ダラダラするのが1日の楽しみなんだから、勘弁して」

ME TIME 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方
『ME TIME 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

こんなふうに、夜の過ごし方の計画を書くことに抵抗を感じる方もいらっしゃると思います。その気持ち、よくわかります。でも、試しに1回だけでいいので、ナイトルーティンを書いてみてもらえませんか?

毎日や毎週、毎月書く必要はまったくありません。なぜなら、一つひとつの行動をつねにチェックして10分、20分単位の時短を目指すことが目的ではないからです。

自分の理想と、現実の何が問題でME TIMEがつくれないのかをいったん把握するのが目的です。まずはありのままに、今の夜時間を見つめてみましょう。

池田 千恵 早起きトレーナー

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いけだ ちえ / Chie Uchida

二度の大学受験失敗を機に早起きに目覚め、半年の早朝勉強で慶應義塾大学総合政策学部に入学。外食ベンチャー企業、外資系戦略コンサルティング会社を経て、2009年に『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』(マガジンハウス)を刊行。

夜型から朝型に変えた実体験と多くの人の早起き習慣化を指導した実績をもとに、2010年より朝専用手帳『朝活手帳』をプロデュース。10年連続で発売する人気手帳となる。「朝1時間」の業務改革による生産性向上、働き方改革のための手法を企業に指導しているほか、個人に向けてはキャリアに迷ったとき自分の将来を真面目に楽しく語り、学びたい人向けの朝活コミュニティ「朝キャリ」を主宰。

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