
クセが強いですが、理解できたときの高揚感がすごいゲームです(画像は任天堂公式サイトより)
「テレビゲーム」は子どもがやるものと思われがちですが、書籍や映画ともまた違う独自のシリアスな、あるいはユニークな作品が多数あります。その魅力は奥深く、大人の趣味として楽しめるほどに成熟しているといっても過言ではありません。
そこで、この連載では、ゲームの評論やコラムを10年以上書き続けているゲームライター、いわばゲームを遊ぶプロである渡邉卓也氏が、ゲーマーからは人気でも一般的にはあまり知られていないであろう著名な作品や傑作を紹介します。
第21回は、クセが強いもののハマったときの衝撃がものすごい『ラスト レムナント リマスタード』を取り上げます。
極度のRPG好きに高く評価されている一作
テレビゲームを遊ぶとき、皆さんは何を判断材料にして作品を選ぶでしょうか。有名なメーカーやシリーズを選択するのもアリですし、キャラクターやジャンルなどお気に入りの要素から選ぶこともあるでしょう。
少しマニアックですが、制作陣のことを考えて選ぶのも1つの選択肢です。ゲームは集団で制作しているものですが、やはりプロデューサーやディレクターの色が出てきます。自分の好きなゲームを作った人は、また自分に刺さるゲームを作ってくれるかもしれません。
今回紹介する『ラスト レムナント リマスタード』のオリジナル版のディレクター(監督)は、スクウェア・エニックスの髙井浩さんです。実は髙井浩さん、2023年夏に発売予定の『ファイナルファンタジー16』でもメインディレクターを務めています。
期待の大規模新作、それも「ファイナルファンタジー」最新作を手掛けている人の昔の作品というわけで、これはぜひともチェックしておきたいですよね。何より『ラスト レムナント リマスタード』は、極度のRPG好きから高く評価されている一作なのですから。
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