「ビールは健康にいいと言える」たった一つの理由 「心のヘルスケア」のカギは幸せホルモンだった

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健康への悪影響が心配されがちなお酒。しかし、実は「健康にいいお酒」はすでにある(写真:Rawpixel/PIXTA)
ビールを飲めば健康になれる。そう聞いてあなたは眉に唾をつけるでしょうか。一般的には酒類は健康への悪影響が心配されがち。しかし、ビールが持つ意外な側面に着目して、売り上げを伸ばしている企業があります。キシリトールガムをブームにした立役者である藤田康人氏の著書『ウェルビーイングビジネスの教科書』からその企業の取り組みを一部抜粋・再編集してご紹介します。

「健康にいいお酒」はすでにある?

お酒は体に悪い。

一般的には、そう思う方が多いでしょう。

お酒は飲みすぎると、肝臓や心臓、消化管、脳の疾患につながります。睡眠障害やうつ病などの心の病を引き起こすこともあります。

もちろん、リラックスやストレス発散といったプラスの効果も言われてはいますが、それらを割引いても体に悪いという側面が強調されがちではないでしょうか。

しかし、実は「健康にいいお酒」はすでにある、と言えばみなさんは驚かれるでしょうか。

新しいタイプのお酒が発明されたという意味ではありません。みなさんの身近にある、普通のお酒に、ある視点を加えることで健康効果が見えてくるのです。

ヒントは「幸せホルモン」です。

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