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文字を見やすくするためにこだわるべきは「フォント」
文字を見やすくするためにまずこだわるべきは、フォントです。癖のある明朝体よりは、シンプルなゴシック体を使うといいでしょう。また、「太字にできるかどうか」が非常に重要です。
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実は、フォントには太字にしたときに「太いフォントに入れ替わる」ものと、「周りに線を書いて太らせる」ものとがあります。必ず前者を使い、メリハリのある文字を作りましょう。
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一般的なPCに標準で搭載されているフォントの中で「太字にできるゴシック体」という条件を満たすフォントはそれほど多くありません。おすすめなのは、游ゴシック、メイリオ、BIZ UDPゴシックの3種類。中でも游ゴシックは、上手く使うとあまり「パワポっぽくない」デザイン性の高い表現ができるためおすすめのフォントです。
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ほかにも、今では商用利用可能なフリーの日本語フォントが多く存在します。Noto Sans JPやM+は中でもおすすめのフォントです。
ただし、「互換性」には注意しましょう。相手のPCにそのフォントが入っていないと、せっかくキレイに作ったのに相手のPCで見たらレイアウトがぐちゃぐちゃに……なんてことが起きかねません。PDF化してから送る、PPTファイルにフォントを埋め込むなどの工夫が必要になります。
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