見栄え悪いパワポ、実は「フォント」で改善できる訳 ポイントは「書体」「メリハリ」「行間・字間」

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字間と行間を空ける

字間と行間、調整していますか

スライドに載せる文字の「字間と行間」を調整していますか。

字間と行間というのは、読んで字のごとく「字と字の間の余白」と「行と行の間の余白」のこと。この2つの余白は、文章の読みやすさに大きな影響を与えます。

(筆者作成)
文字の余白は調整するのが基本

パワポのデフォルトの設定だと、字間も行間もちょっと狭めです。

(筆者作成)

スライドの上に文字がギュウギュウに詰まっていると、それだけで読む気が失せてしまいます。余白を調整して、文字を読みやすくしましょう。人生も文字も、余裕が大切です。

(筆者作成)
マジックナンバー「1.1」

「でも、どのくらい空ければいいの?」というあなたに朗報です。とりあえず「1.1」にしておきましょう。デフォルトで選択できる「広く」や「1.5」だとちょっと広すぎることが多いので、このくらいがおすすめです。ただし、文章の長さやスライドのサイズによって適した数値は変わるので、あくまで目安にしてください。

(筆者作成)
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豊間根 青地(トヨマネ) パワポ芸人

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とよまね せいち / Seichi Toyomane

1994年東京都生まれ。東京大学工学部卒。サントリーで通販事業のCRM・広告等を担当する傍ら、趣味のPowerPointで作成したスライドがTwitterで反響を呼ぶ。「くだらないけど、ためになる」をモットーに、スライド作成に役立つノウハウや、あまり役立たないネタ画像等を各種SNSで発信。2022年に独立し、“型化”によって企業・個人のビジュアルコミュニケーションを加速することをミッションに置く会社「Cataca(カタカ)」創業。著書に『秒で伝わるパワポ術』『秒で使えるパワポ術』(以上、KADOKAWA)がある。

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