だからみなさんが手っ取り早く集中力を上げたいのなら、「目標設定」をするといいでしょう。
「1つに絞る」「数字で目標設定」で集中力が爆上がり
まず、たった1つ、「これ」という対象を決めます。このとき、その行為を実践している自分のイメージが、頭に鮮明に浮かんだら問題ありません。
「勉強する」と決めてしまうとこのイメージが複数あって、集中できません。「この問題集の問題を解く」だったら、イメージが1つに定まると思います。
そして、それに加えて「数字での目標設定」をしてみましょう。「この問題集を、6ページ解く」「この資料を、1時間で完成させる」と、しっかり数字の入った目標を立てます。
行動経済学の話ですが、例えば腕立て伏せをしているときに「もう無理だ! これ以上は腕立て伏せできない!」と思ったとしても、「あと3回やれば、100回やったことになるよ」と言われると「そうか、じゃああと3回だけ頑張ってみよう!」という気になるものです。人間は、数字で明確な目標があったほうが頑張れるのです。
そしてそれをしっかりと、メモやノートなどに記録しておきましょう。後から「そうだ、自分はこの目標のためにこれをやっているんだ」と明確に理解できる状態になっていると、集中力が続きます。
いかがでしたか? 「とりあえず頑張ってみよう!」「いろんなことをやろう!」とするのではなく、「これ!」と決めた何かに脇目も振らずに取り組むのが、集中の本来あるべき姿です。
そしてそのためには、「目標」が明確になっていることが必要不可欠。とにかく目標を設定して、集中しなければならない相手の輪郭をはっきりと捉えること。
それによって、いらないところに注意力を割かないようにすることができ、集中することができるようになります。みなさんぜひ実践してみてください!
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