
知って得する報告、連絡、相談(ホウレンソウ)の上手なコツを6つお届けします(写真:EKAKI/PIXTA)
まじめに働いているのに、どうもうまくいかない……。どうしたらもっとわかりやすく上司に報告できるんだろう……。家族やパートナーとの時間を確保するために、少しでも早く仕事を終えるには?
河野英太郎氏の著書『99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ 決定版』では、そんな悩みを解決し、着実に目標を達成するための今すぐできる仕事のヒントを紹介しています。本稿では同書より一部を抜粋のうえ、知って得する報告、連絡、相談(ホウレンソウ)の上手なコツを6つお届けします。
仕事がうまくいくホウレンソウのコツ
01 自信があるようにふるまう
組織で仕事をする際に欠かせないのが、報告、連絡、相談(ホウレンソウ)です。ホウレンソウの場面には、仕事がうまくいくちょっとしたコツがたくさんあります。
上司にホウレンソウをする前に、「すみません、まだ準備不足なのですが」とか「うまく言えないのですが」などと言い訳をしてしまうことってありませんか? 実はこれ、確実に逆効果です。 無意識にこうした枕詞を習慣として使っているなら、今すぐやめるべきでしょう。
私は以前、こんな実験をしたことがあります。
Ⓐ「まだ不十分ですが」と、Ⓑ「結構うまくまとまっていると思います」という言葉を頭につけたメール(内容は同じ)を別々のグループに送るという実験です。
結果はものの見事に分かれました。
Ⓐのメールには寄ってたかって「もっと考えてから持ってこい」とか、「こことここがダメ」といったネガティブなコメントが返ってきました。
一方、Ⓑのメールには「いいね」「お見事!」「こうするともっといいかも」といったポジティブなコメントが返ってきました。内容は同じにもかかわらずです。
これは、人間が持っている「先入観」によるものです。
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