会議のコツ6選
日本のホワイトカラー(知識労働者)の生産性が低いといわれる原因に、会議の長さがあります。特に社内会議はその長さが気になります。
日本人の働き方を見た外国人は、二言目には「long, long meeting」「lots of meetings」などと言います。
われわれが会議を招集するとをきに常に心がけているのが、1/8の法則です。
会議の構成要素を「所要時間」「参加者数」「開催頻度」に分解します。それぞれを半分にできれば、1/2×1/2×1/2で、組織が投入する総時間は1/8になるということです。
例えば、2時間の会議に20人が参加して、月に2度行われるとします。
2時間×20人×2回=80時間。
これらを全部1/2にすると、
1時間×10人×1回=10時間。
となり、なんと70時間の削減です。この時間を別の仕事に当てられれば、組織にとって大きな価値を生むと思いませんか? 実際私がこれを提唱してから、大企業を含む多くの組織で導入され結果を出しました。
あなたが会議のリーダーになるときは、習慣化した会議のすべてでこれを試してみてください。 たいていの場合、1/8になっても組織運営には支障をきたしませんし、かつ、あなたがそうした会議を仕切ることで、その手腕は大きな話題となるでしょう。
一見活発に行われているように見える会議でも、話題があちらこちらに脱線したり、関係のない話題に時間が費やされたりすることは多いものです。
ムダな時間を過ごさないためにも、まずは会議の「目的」と「ゴール」を、事前に全員で共有することをおすすめします。
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