集中力の続かない人が重視すべき持久力の鍛え方 まず取り組むべきは持久力を強化すること

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持久力だけをつけるのであれば、長時間テキストなどを読んで、タスクに取り組む習慣をつければいいでしょう。インプットだけでも足ります。しかし「集中状態」の増加や適切な配分をする力を鍛えるためには、実践問題に取り組むなどのアウトプットが必要です。延々と長時間テキストを読んでいる真面目な勉強家が、試験でいい成績が取れない原因はここにあるのです。

持久力を鍛えるには、毎日継続的に一定時間タスクに取り組むようにするのが一番でしょう。まずは、好きな小説を1時間かけて読むのも、トレーニングとしてはおススメです。持久力が身についていないと、小説を読み始めて10分もしないうちにソワソワしてスマホに触りたくなったりします。
それをグッと我慢して、まずは1時間がんばりましょう。

受験生であれば、基本的な数学の問題に取り組んでもいいと思います。ともかく一定時間じっとしていることに耐える力を養うのが第一段階です。
最初は苦痛かもしれませんが、毎日、一定時間(最初は15分でも十分です)じっとタスクに向き合う習慣をつけましょう。日々の習慣にしてしまえば、苦痛はどんどん軽減されていきますから。

次に「集中」時間の増加や配分のトレーニングとしては、問題集などのアウトプットを短時間で処理することがおススメです。ほかにも、サッカーボールでリフティングをするとか、オートテニスや卓球のマシンを使うのも効果的でしょう。慣れている人であれば話は別ですが、普通の人はボールに集中していないと対応できません。邪念を抱いている余裕がないのです。

仕事前のコーヒーやおしゃべりはムダなだけ

識者によっては、1時間しっかり「集中」するために、タスクに向かう前に、何かしらの儀式を進める人もいます。しかし、私は、そのような儀式は不要だと思っています。

そもそも、1時間「集中状態」が続くはずがありません。一流のアスリートでも「集中状態」になれるのは、その1割とか2割なのですから。

また、儀式が一人歩きしてしまうおそれがあります。その典型例が、仕事前のコーヒーやおしゃべりです。仕事を開始する前に、コーヒーを飲んだり、おしゃべりしたりして時間をつぶして、30分経ってからようやく仕事開始という人を見かけます。

しかし、コーヒーやおしゃべりはまったくムダな時間ですし、仕事開始を遅らせるだけです。一刻も早く仕事に着手したほうが、迅速に仕事が進み、早く終えることができます。

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荘司 雅彦 弁護士

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しょうじ・まさひこ

1958年、三重県生まれ。81年、東京大学法学部卒業、旧日本長期信用銀行入行。85年、野村證券投資信託入社、86年9月、同退社。88年、司法試験合格。91年、弁護士登録。2008年、平均的弁護士の約10倍の案件を処理する傍ら、各種行政委員会委員等も歴任。『中学受験BIBLE』『最短で結果が出る超勉強法』『最短で結果が出る超仕事術』(いずれも講談社)、『荘司雅彦の法律力養成講座』(日本実業出版社)、『小説離婚裁判』(講談社文庫)など著書多数。また「こたえてちょーだい! 」(フジテレビ)、「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日)などテレビ、ラジオに多数出演経験あり。

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