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すかいらーく「100店閉鎖」大苦境の中に残る希望 テイクアウト成長期待や居抜きのチャンスはある

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中華料理チェーン「バーミヤン」もすかいらーくグループだ(撮影:佃陸夫)
近年はカフェ業態「むさしの森」も手掛けている(撮影:佃陸夫)

これは外野からの身勝手な要望で個人的意見も含むものの、書いておきたい。さきほど書いたグループとしての大量調達とは矛盾する。さらに集約化の戦略とも矛盾する。

目玉商品があまりない

すかいらーくグループの各店舗に行ってもさほど目玉商品と出くわさない。各回転寿司チェーンは過剰とも思えるほどのキャンペーンや目玉商品を繰り広げている。

たとえばスシローでは8月だけで「スシローカフェ部より はちみつレモンパフェ」「天然本鮪6貫盛り」「スシロー屋台メニュー!」「価格改定前の大盤振る舞い!スシロー100円(税込110円)祭」といったキャンペーンを展開している。最近のスシローのキャンペーンでは一部商品が品切れを起こして猛批判を浴びたことは記憶に新しい。スシローにやりすぎ感はたしかにある。ただ、外食の機会が減っている現状において、「おっ」「こんなのも」「面白そう」という雰囲気の醸成は必要ではないだろうか。

また、ガストが安いと言ってもサイゼリヤほどではない。低価格路線を基本としてきた、すかいらーくグループは高価格帯メニューの拡充がないと、セントラルキッチンでどの店舗も(業態は異なるが)似た水準の商品を提供しているように映る。ここにも浮上のきっかけがあるかもしれない。

すかいらーくは、ひばりの英語名「Skylark」から取られたのは有名だ。ひばりは生体数が減少していると知られる。また、高い空を飛んだ後に、いったんは下降しながらもふたたび機を伺いながら上昇するとも知られている。

ひばりが再び上昇気流に乗ることを願いながら。

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