「悩む受験生に助言はするな」東大生が言い切る訳 相手側に受け入れる土壌がなければ意味がない

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(漫画:©︎三田紀房/コルク)

そもそも何に悩んでいるのかがわかっていない

いかがだったでしょうか。そもそも、「悩んでいるとき」というのは、自分のなかで「何について、どのように悩んでいるのか」が具体的にわかっていないことがほとんどです。

それもそのはず、そもそも悩みの原因が自分で理解できていれば、人に相談することなく自分で答えを出せるはずなのです。そうできていないということは、そもそも整理できていなくて、何に悩んでいるかがわかっていない状態なわけです。

要するに、悩んでいるときって、相手のアドバイスを受け入れるだけの土壌がないのです。だからどんなにいいアドバイスを受けたとしても、あまりそれを活用することはできないのです。

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