お盆に話し合いたい「遠方のお墓」引っ越しの現実 松本明子さんがプロに聞く「墓じまい」と「改葬」

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明石:それがいいと思います。それで、ちょっと難しい、と言われたら、そのとき初めてお墓の引っ越しを本格的に考えればいいのです。いずれにしろ、お墓の引っ越しを考えるなら、必ず事前に親戚に話をして了承を得ておくことです。

松本:それはどの程度の範囲の親戚まで考えればいいですか。

明石:基本的にお墓参りに来てくださる方ですね。普段親戚付き合いはないけれど、法事などで顔を合わせる人にも話だけは通したほうがいいと思います。

お墓の引っ越しで大事なこと

松本:話の仕方としては、たとえばこんな感じでどうですか。

「私もだんだん年をとってきてお墓参りに行くのも大変だし、高松に縁もゆかりもない息子に継がせるのも申し訳ないので、そろそろお墓を東京へ移そうかとも思っているのだけど、もし〇〇さんが継いでくださるなら、頑張ってお墓参りに行くので、できればお願いしたいんですけど、どうですか?」

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明石:そういった形でいいと思います。それでもし話すべき親戚が五人いるなら、みなさんに「どうですか?」「どうですか?」と聞いて、みんなが「いや、うちは無理」「うちも無理」と言うのであれば、「それでは、仕方がないので、墓じまいをさせてもらいます」と言えばいいのではないでしょうか。

大事なことは、親戚の人たちがお墓を継げないので仕方なくお墓の引っ越しをするのだ、というストーリーを作っておくことです。そうでないと、「久しぶりにお墓参りに行ったら、お墓がなくなっていてびっくりした。なぜ勝手に墓じまいをしたんだ!」と、あとで文句を言われてしまう恐れがあります。

松本:「俺は知らない、私は聞いてない!」というケースですね(苦笑)。

明石:そうです。ちゃんと話を通していないと、そういう人が出てきて面倒な事態になりかねないのです。改葬を考えているなら絶対に外せない大事なポイントです。

松本 明子 タレント

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まつもと あきこ / Akiko Matsumoto

1966年生まれ、香川県高松市出身。82年に日本テレビ系『スター誕生!』チャンピオン大会合格を機に歌手デビュー。その後、日本テレビ系バラエティ『DAISUKI!』や『進め!電波少年』などで人気を博し、元祖バラドルとしての地位を確立する。独り暮らしを始めた19歳の頃から、本格的な節約生活をスタート。「ストッキングをインナーとして再利用」「楽屋のお弁当は必ず持って帰る」などの徹底した節約ぶりがテレビなどのメディアでたびたび取り上げられ「芸能界の節約女王」と呼ばれる。現在も、日々の暮らしの中で創意工夫を重ねながら節約を楽しむ「ケチ道」にまい進し続けている。

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明石 久美 明石行政書士事務所代表

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あかし ひさみ / Hisami Akashi

明石シニアコンサルティング代表、相続・終活コンサルタント、行政書士、ファイナンシャル・プランナー(CFP®/1級)等。

相続専門の行政書士として、おひとりさま対策、遺言書作成、家族信託契約書作成、親亡き後の対策、相続手続きなどを主に行い、講師歴は17年を数える。

また、親族が葬祭業で供養業界にも詳しいことから、終活が話題になる前から生前や死後の対策も含めたセミナーや研修を全国で行い、NHK総合「あさイチ」などテレビやラジオに出演のほか、雑誌監修、新聞のコラム執筆などメディアでも幅広く活躍している。著書は『読んで使えるあなたのエンディングノート』(水王舎)など多数。

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