もちろん、いまは本気で「先祖の魂は不滅だ」などと思っている人はめったにいない。それでも長年の民族的記憶に刷り込まれたメンタリティーは、無意識に思考パターンに影響を与える。
現在でも韓国では儒教文化の影響か、「本来はこうあるべきだ」という観念論が強いのは、「過ぎたことは、もう仕方ないよね」と現実的な傾向が強い日本と対照的である。
「武士道vs.儒教」が歴史問題を長引かせる
そんな国が、「過去は白黒つけずに水に流す」という武士道の国と隣国関係にあるとき、
という違和感につながるのは、やむをえないのかもしれない。
「死ねば許す国」と「死んだくらいでは許さない国」との文化的違いが、そこにあるのである。
では、この文化的違いからして、ヤフコメで大炎上するように、両国は永遠に相いれないので国交断絶したほうがよいのだろうか?
その答えは、ヤフコメで私をボコボコにするのではなく、「そっか、日本と韓国って、そういう国だったのか」と検索していただければ、韓国へのイライラ、日本へのモヤモヤが完全解消する偉大な第一歩となることであろう。
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