アメリカがこれから「バブル」になる可能性

どうしても今は利上げがイメージできない

イエレン議長(左)はいつ利上げを断行するのか(歴代のFRB議長、AP/アフロ)

まず、前週末の相場をおさらいしてみよう。前週末13日のNY市場では、ダウは46.97ドル高の1万8019.35ドル。一方、ナスダックは36.23ポイント高の4893.84ポイントで取引を終えた。

ようやく1万8000ドルを回復し、ダウは史上最高値まであとわずか20ドルほどとなった。一気に超えて引けなかったのは、3連休前(NY市場は16日はプレジデントデーでお休み)のご愛嬌か。

もうはまだなり~ありそうでない?「引き締め」

これからのマーケットは、欧州情勢や原油価格、国内マクロ経済の推移を織り込みながらの展開になるわけだが、やはり一番の注目点は、米国の金融引き締めがいつになるかということだ。

2月10日にリッチモンド連銀のラッカー総裁は、アメリカ経済のインフレ率が目標に向かって上昇していることを踏まえて、連邦準備制度理事会(FRB)は6月に利上げを開始すべきとの見解を示した。

またサンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁も、同様に利上げについて前向きな発言をし、10年国債の利回りが2%に戻ったり、ドルが買われたりしたことで、「6月の利上げ説」がかなり支持を集め始めた。マスコミ報道は6月7割、9月3割(他の可能性はゼロ)で決まり、と言った感じだ。

次ページマスコミ報道は6月利上げ説に傾いているが・・
マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ポストコロナの明るい社会保障改革
  • コロナ後を生き抜く
  • コロナショック、企業の針路
  • 晩婚さんいらっしゃい!
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
スペシャルインタビュー<br>元ラグビー日本代表・畠山健介

今年から米メジャーリーグ・ラグビーのチームに所属、華やかな選手生活とは裏腹に幾多の葛藤を乗り越えてきた畠山選手。「ラグビーファンの拡大には、リーグのプロ化が不可欠だ」。新天地にいる今だから見えてきた日本ラグビー改革論を熱く語ります。