2015年の日本株の勝ち方を教えよう 「今年は日本株の独歩高」説は本当か
なぜ2015年の日本の大発会は、世界の注目を浴びるのか
まず、2014年最終日のNYマーケット(12月31日)からもう一度振り返ろう。NYダウは「160ドルぴったり安」の1万7823ドル07セント、ナスダックは41.39ポイント安の4736.05ポイントで終了した。
結局、「年末ラリー」は不発に終わったわけだが、12月1日のダウが1万7776ドル80セントなので、かろうじて月足はプラス。ナスダックも12月1日は4727.34ポイントでこちらもスレスレセーフ。
元旦のコラム「3年目の『アベノミクス相場』は期待薄?」では、年の初めは2日からだが、同時に週末となり、盛り上がらないと予想したが、やはりダウ9.92ドル高ながら、ナスダック9.24ポイント安とかなり低調だった。今年に限っていえば、暦のマジックもあり、世界の新年は事実上、日本の大発会から始まることになる。
しかし、その日本株。ダウやナスダックの月足はかろうじて陽線だったが、日経平均株価は年末の連続安で陰線となった。新年の期待はあまり盛り上がっていない。昔から、「初日が1年の縮図」と言われる。新年のスタートはどうなるか?世界が見つめているのに、盛り上がらないのだろうか。
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