「オビ=ワン・ケノービ」は動画配信時代の名作か 映画館で復活せず「スター・ウォーズ」の価値

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ディズニープラスにて独占配信中の「オビ=ワン・ケノービ」。ジェダイ・マスターのオビ=ワン・ケノービを主役にダース・ベイダーとの知られざる物語を全6話で展開している(写真:(C)2022 Lucasfilm Ltd.)
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Netflix、Amazon プライム・ビデオ、Huluなど、気づけば世の中にあふれているネット動画配信サービス。時流に乗って利用してみたいけれど、「何を見たらいいかわからない」「配信のオリジナル番組は本当に面白いの?」という読者も多いのではないでしょうか。本記事ではそんな迷える読者のために、テレビ業界に詳しい長谷川朋子氏が「今見るべきネット動画」とその魅力を解説します。

エピソード3から4につながっていく話

スター・ウォーズも今や映画館のスクリーンで復活しない時代。

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ディズニー公式サービスDisney+の最新オリジナルシリーズとして、「オビ=ワン・ケノービ」全6話の配信が6月22日にそろったところです。

ジェダイ・マスターのオビ=ワン・ケノービを主役に、映画史上最も人気のある悪役と言われるダース・ベイダーとの知られざる物語が描かれています。動画配信時代の名作と呼べるものになったのでしょうか。

「スター・ウォーズ」エピソード1、2、3で演じたユアン・マクレガーがオビ=ワン役を再演(写真:(C)2022 Lucasfilm Ltd.)

「オビ=ワン・ケノービ」は“スカイウォーカー・サーガ”と言われるスター・ウォーズ映画シリーズの「エピソード3/シスの復讐」から10年後を舞台に「エピソード4/新たなる希望」につながっていく話です。

44年前の1978年に日本でも公開されたスター・ウォーズ初作品を懐かしむのに十分すぎる設定です。ジョージ・ルーカスのルーカスフィルムが2012年にディズニーから買収された以前に作られた、いわゆる大本のストーリーに触れることができる作品なのです。

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