「みんゴル」1000万DLで考えるリアルとの相乗効果 ゴルフの潜在層はかなり多い可能性がある

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縮小

ゲームだけではなく「ゴルフ場で遊ぶ」のも、今後の「ゴルフへの入り口」として定着させたい企画だ。

3月にゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)が運営するGDO茅ヶ崎ゴルフリンクスで、小学校の卒業イベントが開催された。茅ヶ崎市内の東海岸小、茅ヶ崎小、松浪小、浜須賀小の6年生約600人が学校ごとに4日間にわたって、ゴルフ場のコースを使ってパターゲーム、アプローチポイントゲーム、フットゴルフ体験などをした。

パターゲームをプレーする小学生(筆者撮影)

ほとんどの生徒はゴルフ場に来るのも初めて

コロナ禍でこの世代と前の世代は、全国的に修学旅行や運動会が中止や縮小に追い込まれた。同ゴルフ場では「卒業記念イベントとして普段なかなか立ち入る機会がないゴルフ場という非日常な広い芝生の上で、小学校生活をともに過ごした仲間たちとゴルフをしたり思い切り走ったり、楽しい体験ができる半日を計画しました」と開催意図を説明した。

ほとんどの生徒は、ゴルフはもとより、ゴルフ場に来るのも初めて。パターやアプローチ体験では、指導者からクラブの持ち方などから教わった。

フットゴルフというのは、簡単に言うとサッカーとゴルフをミックスした競技だ。サッカーボールをティーイングエリアから蹴って、フェアウェーに置かれたホール(ゴルフでいうカップ)に少ない回数で入れる。日本ではまだ普及途上だが、世界的には認知されていて、ワールドカップも開催されている。

フットゴルフを楽しむ小学生たち(筆者撮影)

同じクラスで過ごしてきた仲間と芝生の上で遊んだ生徒たちみんなが笑顔になっていたのが印象的だった。

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