「みんゴル」1000万DLで考えるリアルとの相乗効果 ゴルフの潜在層はかなり多い可能性がある

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開発したフォワードワークスに聞いてみた。同社『みんゴル』総合プロデューサーの川口智基氏は「家庭用ゲームのみんGOLをもっと多くの人に知ってもらいたいと思い、アプリゲームを展開してみようということで始まりました」と言う。

開発に当たっての会議では「ゴルフをしている人、していない人、両方の声を聞きながら新しい機能の追加もしています。みんGOLはショットの気持ちよさが特長ですので、みんゴルでも気持ちよさ、楽しいを体感してもらえるようにしました」という。

「ゴルフをやるきっかけになる」という声も

家庭用ゲームの「みんGOL」シリーズは世界で累計1400万台が販売されてきたという。ただ、これは何度も買い替える人もいるだろう。

『みんゴル』のプレー画面©Sony Interactive Entertainment Inc. ©2017 ForwardWorks Corporation. Developed by Drecom Co., Ltd.

スマートフォン向けアプリとなると、たぶん1人1回のダウンロードと考えると、同社でいうところの「みんゴルファー」がグロスで1000万人いる。ダウンロードは無料だが、ゲーム内で課金アイテムがある。

ゲームからリアルのゴルフをするようになったというユーザーの声はないだろうか。「きちんとアンケートを取ったわけではありませんが、リアルゴルフに興味を持っている方も増えていますし、ゴルフをやるきっかけになるという声もあります」という。やはり、国民的ゲームは「ゴルフへの入り口」になっているようだ。

ゲーム内ではゴルフ業界とのコラボも行っており、ウェアやギアなど実際のメーカーも登場する。1000万が2000万と増えていく中で、リアルゴルフをしていない人が、リアルもやってみたくなってくれるかもしれない。

『みんゴル』→リアルゴルフという道筋は、可能性のある話。『みんゴル』で登場するアパレルも含めたゴルフ用品の認知もされていくだろう。「ゲームもリアルも盛り上がればいいなと思っています」と川口氏。「ゲームで遊ぶ」ことがゴルフ人口増に結び付くかもしれない。

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