「みんゴル」1000万DLで考えるリアルとの相乗効果 ゴルフの潜在層はかなり多い可能性がある

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リリースから5年弱で1000万ダウンロードを達成したスマホゲーム「みんゴル」©Sony Interactive Entertainment Inc. ©2017 ForwardWorks Corporation. Developed by Drecom Co., Ltd.
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「国民的○○」というのがいろいろある。ネットを見ると○○には「アイドル」が入ったり、「英雄」「歌手」「美少女」だったりする。「ゲーム」が入れば、「みんなのGOLF(みんGOL)」が該当するかもしれない。

家庭用ゲーム「みんGOL」シリーズのスマートフォン向けゴルフゲーム『みんゴル』の累計ダウンロード数が1000万を突破したことが、5月13日にフォワードワークスから発表された。2017年7月からサービス提供を始めて、5年弱での達成になった。

リアルのゴルフ人口よりも多い数字

この数字を見ていて「みんゴルをやっている人はリアルゴルファーより多い」と思った。このところ、ゴルフ人口の減少が続いて、500万人とも700万人ともいわれている。

コロナ禍になって、新型コロナウイルスの感染リスクが低く、適度な運動になるゴルフが見直され、20万人以上は新規ゴルファーが増えているとみられているが、それでも追いつかない数字。ゴルフをやっていない人が数多くいるのは間違いないところだ。

図らずも、新型コロナウイルスが「ゴルフへの入り口」を作ってくれたのだが、ゴルフを始めるきっかけ、入り口として『みんゴル』も有力候補になる。ゲームを通じて「ゴルフをしている」「ゴルフを知っている」のだから、ゴルフ普及の大事なツールになりそうだ。

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