「名画観察」で子どもの読解力と表現力が伸びる訳 正しい読解を邪魔する「思い込み」を解放する

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名画観察を続けることが視点を変えるトレーニングになる(写真:cba/PIXTA)
文章を書くのも読むのもなんだか苦手、テストでは問題を読み違えてばかりで点数が伸びない……。そんな子どもの国語力は、どうしたら身につくのでしょうか。今回は、国語専門の教室で小学生~高校生を長年指導し、一流難関校への合格者や全国テスト上位の成績者を毎年輩出している『国語の成績は観察力で必ず伸びる』の著者、久松由理さんに話を聞きました。国語の苦手な子どもたちが足を引っ張られているのは、意外なポイントでした。

テストや読み聞かせでは国語力は上がらない

子どもの国語の成績がなかなか伸びない、と悩まれている方はいつの時代も多いものです。特に近年はスマートフォンやテレビゲームの普及などで家族の会話が減り、活字離れがいちだんと進んでおり、日本の子どもたちの国語力低下は歯止めがかからない状態だとも言われています。

とはいえ、国語力はすべての学習の土台となる重要な学力。全教科の理解と思考力の質に大きく影響してきますから、苦手なまま放っておいていいはずがありません

では、いったい何をすれば、効果的に子どもの国語力を伸ばすことができるのでしょうか。

読解問題を解かせる? いいえ、読解問題はただの国語力チェックシート。子どもの国語力はいま何点です、順位は何位ですと、読む力・書く力を数値化するためのものですから、やみくもにチェックを繰り返しても、国語の成績は上がりません。

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