東京六大学就職リーグ開催--体育会学生を採用したい有名企業27社が集合

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東京六大学就職リーグ開催--体育会学生を採用したい有名企業27社が集合

2月6日(日)、東京秋葉原で東京六大学就職リーグが開催された。東京六大学就職リーグとは、東京六大学の体育会に所属する学生のみを対象にした合同企業説明会。

主催は(株)アスリートプランニングで、参加企業は商社、金融、製薬、食品など有名企業27社。すでに体育会のオフシーズンが終了し、本格的な練習が再開されつつあるにもかかわらず、約600人の学生が参加した。午前中に練習してから、大きなバッグを持って会場に来る学生や、練習のために途中で退場する学生の姿も見られた。

アスリートプランニングによれば、六大学の体育会に所属する3年生のうち、民間企業に就職を希望している学生は約2000人(競技者として実業団入りを希望する学生は含まない)。6日の就職リーグには、このうち約3分の1の学生が集まったことになる。

アスリートプランニングは1997年の設立で、体育会学生を対象にした就職ビジネスを展開している。大学ごとに担当者を決めて、実際に大学の体育会部室まで足を運んで学生をフォローしている。昨年度は、アスリートプランニングのサイトに全国400大学、4051運動部の学生(2万0880名)が登録していた。

「3年生部員は全員登録しています」(明治大学ボート部)、「先輩からアスリートプランニングを勧められた」(立教大学野球部)など体育会学生の間での知名度と信頼性が高い。

 

 

一方、企業の体育会学生を見つめるまなざしは熱い。「4年前から就職リーグに参加している」(商社)、「今日の説明会に参加した学生の中から10人程度に内定を出すつもりで来た」(メーカー)、「体育会の学生を採用したいが、体育会学生になじみのある業種ではない。こうした場を活用して、体育会学生を採用したい」(消費材メーカー)。

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